入門vi 【 移動コマンド 】

入門vi 第6版の移動コマンドのまとめ

移動コマンド一覧

移動 コマンド
1画面分順方向にスクロール ^F
1画面分逆方向にスクロール ^B
1/2画面分順方向にスクロール ^D
1/2画面分逆方向にスクロール ^U
1行分順方向にスクロール ^E
1行分逆方向にスクロール ^Y
カレント行が画面の一番上に表示されるようにスクロール z[Enter]
カレント行が画面の中央に表示されるようにスクロール z.
カレント行が画面の一番下に表示されるようにスクロール z-
画面を書きなおす ^L
ホーム行(画面の一番上の行)にジャンプ H
画面の中央の行にジャンプ M
画面の最下行にジャンプ L
次の行の1文字目にジャンプ [Enter]
次の行の1文字目にジャンプ +
前の行の1文字目にジャンプ -
カレント行の空白以外の1文字目に移動 ^
カレント行のn桁目に移動 n|
単語の末尾にジャンプ e
単語の末尾にジャンプ(句読点も単語の一部とみなす) E
現在の文の先頭にジャンプ (
次の文の先頭にジャンプ )
現在の段落の先頭にジャンプ {
次の段落の先頭にジャンプ }
現在のセクションの先頭にジャンプ [[
次のセクションの先頭にジャンプ ]]
パターンを順方向に検索 /pattern
パターンを逆方向に検索 ?pattern
検索を繰り返す n
反対の方向で検索を繰り返す N
順方向に検索を繰り返す /[Enter]
逆方向に検索を繰り返す ?[Enter]
カレント行の次のxに移動 fx
カレント行の前のxに移動 Fx
カレント行の次のxの直前に移動 tx
カレント行の前のxの直後に移動 Tx
直前の検索コマンドを同じ方向で繰り返す ;
直前の検索コマンドを反対の方向で繰り返す ,
n行目にジャンプ nG
ファイルの末尾にジャンプ G
直前のマークまたは文脈に戻る ``
直前のマークを含む行の先頭に戻る ''
カレント行の情報を表示(移動コマンドではない) ^G

※ たとえば、[^F]と記載しているコマンドは、[Ctrl] + F のこと。

G(Go To)コマンド

Gは、行番号を数値引数として利用して、その行に直前するコマンド。
たとえば、44Gなら44行目の先頭に移動する。
``は、その間に編集作業を何もしていなければ元の位置(最後にGコマンドを実行した位置)に戻れる。
編集してG以外のコマンドによってカーソルを動かした場合には、``は最後に編集を施した位置に戻る。
また、検索コマンド(/や?)を実行したあとで``を使うと、検索を始めた位置にカーソルが戻る。